中国旅行、出張、留学に要る・要らない持ち物リスト
出張、旅行、留学など様々な理由で海外に出ることがあります。ご覧いただいている方もそのような境遇にある方かもしれません。現在はグローバル社会でボーダーレスの時代になっています。しかし、そうは言っても海外は海外です。一歩外へ出れば勝手が違いますよね。
そうなると困るのが、物質面の変化です。時間が経てば現地の生活にも慣れますが、渡航したばかりでは急激な変化には対応できないものです。
本記事ではそんな方に向けて、特に中国に渡航予定の方に向けて「何を持っていったらよいか・何は持っていく必要がないか」ということに焦点を合わせご紹介していきたいと思います。
中国のモノ事情
まだ一昔前の古い中国をイメージされる方はびっくりすると思いますが、中国は日本と遜色ないほどの物質社会になっていると言えます。そのため、日常で使う日用品や家電、食料品なども特に不自由もなく手に入れることができます。
中国で必要品を手に入れるには
仮に日本の製品が欲しいという場合でも、多くのものを手に入れることができます。それを可能にするのが、タオバオをはじめ、広大な中国どこでも配送可能なオンラインショッピングです。タオバオ以外にも大きなショッピングサイトが多数あります。それが数日以内に届くのですから便利なものです。
また、どうしても欲しいものがなければ楽天やヤフーショッピングから海外配送してもらうこともできます。もちろん値段は高いです。
こちらでは、中国生活の中でタオバオやその他オンラインショッピングを利用すると仮定して、中国に持っていくべきか否かをご紹介致します。興味のある方は関連記事をどうぞ。
中国旅行、出張、留学に要る・要らない持ち物リスト
旅行、出張、留学、それぞれ目的も滞在時間も異なるので、準備していくものも変わります。まず3つの状況全てに当てはまる必要なものをあげてみます。
☑ パスポート
☑ お金
☑ 薬
☑ クレジットカード
☑ スーツケースの目印
薬は常備薬の他、風邪薬、痛み止め、酔い止めなどがあるといいと思います。もちろん現地にも薬局はありますが、自分で買うのは大変です。ツアーであれば、添乗員さんからももらえると思うので、常備薬だけでもよいでしょう。
5つ目のスーツケースの目印というのは、私の苦い経験をもとに書き入れました。黒の単純なスーツケースなどは紛失しやすいです。100円ショップでもよいので、なにか目印となるものを付けることを強くおすすめします。
旅行編-持ち物リスト
個別にお話したいと思います。まず、旅行ですが、一般的には数日から1週間程度、まれに旅行ビザで滞在できる15日(それを超えるとオーバーステイとなり、1日につき500元の罰金)という方もいらっしゃるでしょうか。
数日程度の旅行であれば、ほぼ現地中国のもので我慢ができますね。日本のものがなくても特別困りません。しかし、ないと困るものもあります。旅行ですからタオバオに登録、利用、受け取りする余裕もないです。そういったものは日本から持参する必要があります。
準備していくべき物と事
旅行で一番困るのが言葉です。そしてそんな時に役に立つのがスマホということになると思います。ではこれに関連して必要なものが必携のものということになります。
✅ VPN
✅ モバイルWi-Fiルーター
✅ ポケットティッシュ・ウエットティッシュ
✅ お肌のケア用品、コンタクト洗浄液
VPNはネット規制のかかっている中国には必須です。旅行地の情報やSNSの投稿時には使う必要があります。また、モバイルWi-Fiルーターはスマホ利用には欠かせないので、旅行にはおすすめと判断しました。ちなみにレンタルにはVPN機能付きのルーターもあります。
ポケットティッシュはトイレで使います。中国のトイレには備え付けの紙がないことが多いので、持っていたほうが安心できます。コンビニや店にトイレがなく手を洗うことができないこともあるので、ウエットティッシュもあると便利です。
海外旅行にモバイルWIFIをレンタル!中国・台湾向け比較
要らないと思うもの
迷うものはたくさんありますが、私が個人的に要らないと思うものをあげます。
✅ 電子辞書
✅ ポケトーク
電子辞書はかさばります。出張、留学、長期滞在であれば、あったほうがいいと思いますが、旅行であればスマートフォンにアプリをダウンロードすれば十分ではないでしょうか。中国では『有道(youdao)』というアプリが人気です。
ポケトークは通訳機で今人気がありますが、お遊びにはいいかもしれませんがこれも翻訳、あるいは通訳アプリで事足りるのではと思います。
出張編-持ち物リスト
出張は仕事メインだと思いますので、その点を考慮して挙げてみます。
準備していくべき物と事
仕事であれば移動も多いので、できるだけ軽装で移動したいですよね。その上で健康、スマートさを考慮しました
✅ 電子辞書
✅ ウコンの力
✅ ウエットティッシュ
✅ お肌のケア用品、コンタクト洗浄液
仕事上スマホで翻訳というわけにもいかないと思います。そこで、電子辞書をお持ちの方は持っていかれると良いかと思います。また2つ目の『ウコンの力』ですが、これは中国の接待文化を考慮しいれました。おもてなしと言えば40度前後の「白酒」ですが、潰されること間違いなしです。前もって飲んでおくとよいかと思います。
下2つについては「旅行編」と同じです。現地でも買えますが、忙しかったりどこに売っているかわからないなど考えられますので、前もってあると良いと思います。
要らないと思うもの
迷うものはたくさんありますが、私が個人的に要らないと思うものをあげます。
✅ 変換プラグ
✅ ポケトーク
パソコンやシェーバー等変換プラグが必要か心配な方もいるかもしれませんが必要ありません。日本のプラグと同じです。但し、電圧は注意しなければなりません
留学、長期滞在編-持ち物リスト
留学や長期のお仕事で滞在される場合、特に荷物について悩みますよね。中国で手に入るのか、ないとわかっても持っていくべきか否か、私も最初はそうでした。
準備していくべき物と事
長期なのでインターネットショッピングを使うという前提でお話します。日本から持ってきたほうが安全、持ってきやすいというものはタオバオで手に入っても取り上げます。
✅ 中国語の参考書
✅ 靴や服
✅ 化粧品、スキンケア用品
✅ ベビー用品
✅ コンタクト、コンタクト洗浄液
中国語の勉強を0からしたいと思った場合、教室に通うのも一つの手ですが、自学したい場合教材が手に入りません。英語で書かれたもの中国語で書かれたものは比較的多いですが、日本語で書かれたものは少ないです。
服飾類は国によって大部傾向が分かれます、はやりも違いますので日本から持っていったほうが無難です。ユニクロや無印良品はたくさん中国にもあるので、それでよければ要らないかもしれません。
その他3つは口や目、肌などに直接触れるものです。これらもタオバオで手に入りますし、コンタクトに関しては私はネットで買っていますが、中国人自身が危ない、本物じゃない等と言って敬遠しているものもありますので、日本から持参したほうが安心です。
要らないと思うもの
迷うものはたくさんありますが、私が個人的に要らないと思うものをあげます。
✅ 新しいスマートフォン
✅ モバイルバッテリー
✅ 変圧器
スマートフォンですが、新しいものにわざわざ換えて持っていくのは危険です。キャリアによって電波帯域が異なります。また、端末によって対応するバンドが違いますのでキャリアと端末の相性をしっかり見る必要があります。特にアンドロイド等です。中国でもファーウェイやOPPO等買えます(もちろん日本語可できます)ので、それでよいのではないでしょうか。
モバイルバッテリーはかばんに入れておく分にはいいと思いますが、携帯はどうも嫌いです。今中国では(日本でもサービスが始まったようですが)あちこちにシェアバッテリーのサービスがあります。レストラン、食堂の入り口やデパートのカウンターなどで借りられますので、食事中や買い物中に使うとよいでしょう。
駐在員さんなんかだと、日本から炊飯器やこたつ、空気清浄機等を持ってくるかもしれません。これはタオバオでも買えるので、すぐに必要でなければわざわざ買って持ってくる必要はないと思います。
まとめ
「旅行、出張、留学」の3つに分けて持ち物に入れるべきリストを挙げてみました。
長期で中国に行く方で持っていくか迷うものがある方はタオバオで検索をかけるといいと思います。タオバオで扱いがあるものは渡航後に購入ができます。大きいものに関しては中国で買えるならわざわざ持って行かなくてもいいですよね。
わからないものがありましたらコメント欄から聞いていただければと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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