独身の日11月11日がやってきた!タオバオ・天猫で買い物だ!
(11月13日更新)双11までカウントダウンが始まりました!この日は中国の一年で最も忙しい一日の一つです。通称『独身の日(ひとり身の日)』、しかし忙しい理由はまさしく「買い物の日」であることにあります。
中国の11月11日を見てみたいと思います。
11月11日(双11)とは
中国の新年、春節と並んで非常に話題性に豊富になるのがこの日、11月11日です。
かつては記事タイトルにもあるように『独身(独り身)の日』として言われていた日でした。数字の「1」を相手のいないかわいそうな独り身の人間として見立てることで生まれたようです。
もちろんその頃はにぎやかさとは無縁で、独身であることを嘆いたり、彼氏や彼女がいない人を冗談交じりにバカにするようなよくわからない日でした。
それがいつしか買い物の日へと変化したのです。
それから中国では急成長のオンラインショッピングサイト、タオバオや天猫等で(恋人のいない人は家でおとなしく買い物でもして、気を晴らしましょうという理由かどうかわかりませんが…)「買い物の日」として知られるようになりました。
今では日本でよく使われるYahoo!ショッピングでも「買い物の日」として宣伝しています。
「買い物の日」に買い物するメリット
やはり、買い物の日というだけあって天猫がそして各店舗が力をいれます。一年で一番安くお得になるのです。
例えばこの「購買津貼」というのは「買い物手当券」です。これは天猫から配られます。総額400元で50元割引きというようなものです。
また各ショップでも
ユニクロ … 満500元で50元引き
ONLY … デパートと同商品が5掛け(5割引き)
HSTYLE … 開始11分の買い物が半額
等様々客を誘い込む割引をしています。またそもそも値段が安くなっています。
天猫の2016年の11月11日
『 天猫 』は馬雲のアリババグループが運営するオンラインショッピングサイトの一つです。同じアリババグループである『タオバオ』と違う点は基本的にタオバオがCtoC(個人と個人)であるのに対し天猫はBtoC(企業から個人)である点にあります。つまり、信用度・信頼度が高いプラットホームであると言えます。
さて、この天猫の昨年この日の販売額が桁違いです。
なんと1日で1,207億元です。11月10日現在の為替レートが1元17.1円ですから2兆600万円にもなります。もちろん、タオバオや他のショッピングサイト(京東商場、一号店等)を加えればものすごい額になります。
2017年の総売り上げ前年を大幅更新
なんと今年の11月11日は前年比39%増の1,682億元(2兆8,700万円)です。恐るべしですね。宅配業者にとってはしばらく大変な日々が続きます。
こんなになります…。
ちなみに日本の年間総額は13年度で11兆円、2020年度にようやく年間で20兆に届くという予想です。(最新データでは19年度中に届きそうとのこと)
中国は他人が多いとはいえ、やはりすごいですね。
中国ネットショッピングの問題
この11月11日に限りませんがいくつか問題があります。
日本で佐川急便の配達員が激務にイライラし荷物を雑に扱い投げる映像が出回りましたが…。
中国ではこれが普通です。どかどか投げます。とにかく宅配会社の荷物の扱いがひどいんです。最近は少しはましになってきている気もしないでもないですが、「壊れ物」というシールが貼ってあっても段ボールがつぶれていることなんてよくあります。
まとめ
11月11日が独身の日から買い物の日に変わり知らない人がいない程のにぎやかな日となりました。
さて、残すところあとわずかです。中国にいらっしゃる方準備はできていますでしょうか。
お読みいただきありがとうございました。
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