『Wechat』って何? アカウント登録方法と使い方 のイロハ

2019-01-20

Wechat(中国語名weixin,微信)は中国発信のチャットアプリで、中国社会では仕事にプライベートに必須、今や数億人のユーザーがいます。日本からアカウント登録し利用する方法、使い方、機能をご紹介したいと思います。

WechatといえばQQと並ぶ中国生活では欠かすことのできないアプリで、日本でいうラインのようなサービスを行っています。これから中国に出張、駐在、留学される方、また日本でも中国人と交流される方は是非持っておきたいところです。

様々な便利機能がありますので、この際に確認してみてください。
本記事ではスマホ版での利用を想定して書いています。アカウント取得済みでパソコンでの利用をお考えの方は過去記事『最新 PC版QQとWechatの登録方法と使い方!』をご覧ください。

それでは参ります。

Wechat(微信)とは

中国人の観光客や留学生、出張者などたくさん訪日している現在、目に触れるまたは耳にしたことがあるという方も多いと思います。

公式サイトによると9億人以上のユーザーがいるというWechat、運営会社は言わずと知れた中国の超巨大企業テンセントです。

テンセントとは…

 本社所在地 :広東省深圳市
 設立年月日 :1998年11月
 会社代表者 :馬化騰
 主な事業内容 :オンラインネットゲーム事業

香港市場に上場しているのですが、まさしく右肩上がりの優良企業です。直近の株価を見ますと400HK$を超える額で推移していますが、10数年前の上場時は1HK$にも満たない額でした。中国の高度成長そのものを表していると言えるのではないでしょうか。

さて、 Wechat (中国語名:微信)ですが、 QQ と並び、ゲーム事業以外においてテンセントの代表的なサービスです。中国に行けば、これらのアカウントを持っていない人を見つける方が難しいくらいです。それほど浸透し、利用されているということですね。

Wechatアカウント取得と登録方法

まず、アプリケーションのダウンロードとインストールから行いましょう。
アカウント登録はスマートフォンからでのみ可能です。)

一つアプリケーションについてですが、海外向けのものと中国国内版のインターフェースに違いがあるようです。後ほど改めて取り上げますが、中国国内でのみ利用可能(中国国内銀行のカードを紐づけ)の 支払いができるサービス があります。

これは認証に使う電話番号が中国国内のものか、国外のものかで分けられます。中国で生活される方は中国の電話番号で登録されることをお勧めします。

ダウンロードとインストール

wechatのダウンロードは以下のリンク先からできます。インストールはその他のアプリと同じですので、同様に進めてください。

WeChat

WeChat

WeChat無料posted withアプリーチ

中国国内からはGoogle Playにアクセスできませんので、以下リンク先のの中国版をご利用ください。
Wechatアプリ
 リンク先の「请点击这里下载」をクリックです。

アプリ内の言語はスマートフォンの言語と同様に設定されます。必要であればインストール後にそれ以外の言語にも変更可能です。

アカウントを取得

私はAndroidユーザーなので、Android版で説明しますが、アイフォンのiosでも、windows phoneでも基本的には同じ操作のはずです。

画像の通りに進めれば簡単に登録ができると思いますが、念のため確認としてご説明いたします。

  1. インストール後画面下方にある『詳細』をクリック(初期は最初からアカウント作成画面に飛ぶかもしれません)
  2. 『電話番号で登録』を選択
  3. 「名前・地域・電話番号・パスワード」を入力し、登録ボタン
    名前:実名である必要はありません
    地域:日本からは「日本+81」です
    電話:ショートメールが送られてくるのでSMS対応のスマホ番号
    パスワード:今後ログインに使います
    写真:後からでも設定できます。
  4. 確認コードが送られてくるのでそれを入力
  5. 画像にはありませんが、セキュリティチェックを行うと完了

これでインストールは完成です。画面の中央は切り取ってありますが、おおよそ次のような画面のところに移るはずです。

いかがですか。できましたでしょうか。

Wechatの基本的機能と使い方

日本で使われているラインにも様々な機能がありますが、Wechatにも様々な便利機能があります。中にはライン以上に実用的で便利なものもありますよ。

友達とのやりとり

 連絡先から友達を探す

まず左下のバーに表示されているピンク色①「wechat」をクリックすると会話した日時が近い順に友達の一覧が表示されます。②の「連絡先」は連絡帳一覧から友達を探すときに使います。ちなみに連絡先はあいうえお順ではなくアルファベット順に並んでいます。

 チャット

上記のまたはから友達を選択すると右上のような画面になります。チャットをする時は紺色①またはから行います。

  • ①はタイピングで行う文字チャットです
  • ②は最大1分の音声チャットです
    (押しながら話すと手を離した後音声形式で相手に送られます)

 ビデオ通話、無料通話

をクリックすると右下の画面が出てきます。ラインでもおなじみのビデオ電話、無料通話がこちらからできます。
(※ 無料通話はwechat同士の電話であって一般電話としては使えません。)

  • ビデオ通話 …  動画呼び出し 
  • 無料通話 …  呼び出し 

 現在地、画像データ、ファイルの送信

先ほどの③から現在地(地図)の送信、写真など画像データを通信、ワード文書などの送信ができます。

  • 地図の送信 …  場所 
  • 写真、画像データの送信 …  写真  カメラ 
  • ワード、pdf等のデータ送信 …  ファイル 

そのほかの「連絡先カード」とはAさんをBさんに紹介するときに使います。カード形式でBさんにAさんの紹介が届きます。あまり使う機会はないかなと思います。

グループチャット、グループテレビ電話

グループチャットはラインでもおなじみの機能ですね。旅行に行くとか、何かの飲み会専用等、非常に便利です。グループテレビ電話、こちらはおそらくラインにはない機能かと思います。グループチャットの一覧から最大9人まで選びビデオチャットができます。通信スピードさえしっかりしていれば、十分使える機能です。

友達と私生活をシェアする

ラインにタイムラインという機能がありますがwechatにもあります。「写真と言葉で好きなことを発表し皆に見てもらいレスポンスをもらうあれです。wechatではタイムラインではなく『 モーメンツ 』もしくは中国語名で『 朋友圏 』といいます。

wechatの中では非常に人気のある機能で、私も自分ではさほど投稿しないまでも他人の投稿はよく覗いています。

モーメンツへの投稿の仕方

投稿できるものは3つです。

  • 文字文章
  • 写真(最高9枚まで/1投稿)
    文字を一緒に添えて投稿することが可能です
  • 動画(最長10秒/1投稿)

投稿の仕方は主に2つあります。

 一つ目の方法 (上図)

①本人 → ②自分の投稿 → ③📷マーク → ④カメラorアルバムを選択 → ⑤その場で撮るか、アルバムから選ぶ(最高9枚)

 二つ目の方法 

①発見 → ②モーメンツ → ③📷マーク → ④カメラorアルバムを選択 → ⑤その場で撮るか、アルバムから選ぶ(最高9枚)

投稿の方法の「4,5」にあたる部分です。これで投稿完了です。

友達のモーメンツの見方

モーメンツについて知っておくべきこと

SNS上の似たようなサービスは多数存在しますが、wechatのモーメンツが他と少し違うところがあります。それは友達に追加されている同士ででしかコメントが見られないということです。

例えばA、B、Cの3人がいて、Aさんがモーメンツに近況を投稿したとします。もちろんAさんはB、C共に友達ですが、BとCの二人はお互いに友達ではありません。その場合、BがAさんにコメントした内容はCのスマホには表示されませんし、Cがコメントした内容もBさんには見えません。

ですから返信にも気を付けなければなりません。

④で自分に対しての「いいね」と「コメント」が確認できますが、⑤での返信には注意が必要です。

  • 全員に一斉返信する場合 … 直接入力
  • 特定の個人に返信する場合  … もらったコメント部分をタップし「@」を出す

友達を追加する(好友にする)方法

ここまで簡単にWechatの使い方やモーメンツへの投稿、閲覧の仕方などご説明しましたが、すべて友人を追加して初めて使える機能です。こちらでは友達の追加方法をご説明いたします。

複数友だち追加の方法がありますが、使いそうなものを2つご紹介いたします。

QRコードをよみとって追加する

相手が目の前にいるときにはこの方法が一番良く利用されています。

右上に「+」が表示されている状態で連絡先の追加を選択します。するとさまざまな追加方法の一覧がでてきます。

 QRコードを読み取って貰う人 
画像の右上に写っているように、「自分のWechat ID」部分をタップします。

 QRコードを読み取る人 
画像の右下部の「QRコードのスキャン」をタップします。実は②の部分にも読み取るを選択できるのですが、③にすべてあると覚えておいたほうがわかりやすいかもしれません。

このようなQRコード(上のものは私のです。よろしかったら『好友』になってください。)がでます。

IDを検索し追加する

これはカメラの故障でQRコードが読み取れないとか、SNS上、電話上等で話した等お互いが離れているときに使えます。

追加方法は以前と同様「+」から行きます。緑の「②」にIDを打ち込むと検索完了です。

自分のIDがわからない場合は入力欄の直下にある「自分のWechat ID」のところに書いてあります。さきほどQRコード検索の説明のところで「自分のコードを表示する場合はここですよ」とご説明したところです。

私の場合は「 taobaoandchina 」となっています。スペースがないのでちょっとわかりにくいですね。よろしかったら試しがてら打ち込んで追加してみてください。

また初期設定ではこのIDが非常に複雑な文字列になっていると思います。変更の方法は画像の赤で示した手順で行えます。③のところをタップすると変更可能です。
 IDの変更は一度のみ可能です。変更の際は十分確認の上おこなってください。

自分のプロフィール画像、名前等もこちらから変更 できます。

その他の便利機能と設定

必須ではないですが、便利機能もいくつか用意されています。アップデートによってなくなったり増えたりする機能がありますが、確認出来しだい追加と削除をしていきます。

ログインに使える声紋

4つの画面を一つに合わせているのでちょっと見にくくなってしまいました。

  1. 本人
  2. 設定
  3. アカウントセキュリティ
  4. 声紋

こちらアカウントセキュリティよりパスワードの変更も可能です。ログイン時には一般的にパスワードを使いますが、こちらでご紹介する声紋、つまり声を使ったパスワードを設定することができます。どれほどの精度があるかは謎ですが、ログインは問題なく出来ました。

Wechat Payを利用する(中国国内版のみ)

上の方でも少し書きましたが、中国の電話番号でインストールをして中国国内の銀行カード(デビットカード)と紐づけると決済システムとして使用できるようになります。
wechat payという越境EC向けの支払いシステムは海外版でも使えます。)

この機能を使うと以下の場面で使えるようになります。

  • スーパーや商店、食堂での支払い
  • 友達へ送金
  • お年玉、お小遣いをあげる

チャット欄からお小遣い、送金

文字チャット、音声チャットをしている中で「お小遣いをあげよう!」なんて気持ちになることが…あまりないかもしれませんが、そういう気持ちになった時、または、借りていたお金を思い出して、返す等そんな時にこの機能を使います。

まずは設定から始めましょう。

支払い機能利用設定

中国国内発行の銀行カードを登録することで利用が可能となります。

こちらで銀行のカードと紐づけることで、支払い機能を使うことができるようになります。

友達にお年玉をあげてみる

文字チャット欄の「+」をタップすると上の画像が出てきます。アイコンに二つのものがありますが、可能送金額に違いがあります。

 Red Packet  … 1度あたりの最高額200元(お年玉、お小遣い)
 Transfer  … 送金

以下が順序です。

こちらは「Red Packet」の操作法です。

  1. ①金額を打ち込む
  2. ②名目、一言を書く(任意)
  3. ③「ラッキーマネーを準備する」を選択
  4. ④支払い方法を選ぶ
  5. ⑤チャージしたり他人から受け取ったりしたマネーがある場合は「残高」
    カードから直接支払う場合はカードを選択
  6. ⑥暗証番号を入力

「Transfer」も基本的には同じ操作です。チャット欄には以下のように表示されます。

送り主が上部に表示されます。受け取ると下部に受け取りの表示が出ます。

PC版とリンクして使う

スマートフォンでのタイピングに慣れている方はいいですが、やはり大画面のパソコンで、キーボードを使った方がやりやすいという方も多いのではないでしょうか。

そんな方はぜひパソコンでの利用、同時利用をお勧めします。

スマートフォンで受け取ったファイルや自分で撮った写真をパソコンに移したい時にもPC版とのリンクは役に立つと思います。

wechatをパソコンで利用するにはソフトをインストールして利用するのと、web上で利用するのと2つの方法があります(上の画像は前者です)が、以前他の記事で紹介していますので、そちらをご覧ください。

まとめ

中国で必須チャットアプリwechatのアカウント登録方法をご紹介しました。

  • アカウント登録
  • 基本操作
  • wechat pay
  • パソコンでの利用

中国では名前を聞くのと同じくらいおなじみのものです。これを機会に中国人との交流を円滑に、深めていきたいですね。

他にもたくさん中国について記事を書いていらっしゃる方がいます。下記のバナーよりご覧いただけます。また、ブログランキングに参加しています(現状とても下の方ですが…)。リンク先を訪れていただけると嬉しいです。

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お読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

JUNP

2008年から中国で日本語教師をすること早10年。中国でできないツイッタ-始めました。よかったらフォローお願いします。

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