HanaCell(ハナセル)のSIMどう?~レビューとおすすめ利用法~

留学、仕事、生活、様々な理由で海外にいらっしゃる方は約135万人(平成29年度)、皆さん日本へ一時帰国する際、携帯電話の利用どうされてるのでしょうか?年に数度、数日だけという人から数ヶ月まで滞在日数は人それぞれ異なります。

HanaCell(ハナセル)のジャパンSIMカードはご存知ですか?日本へ一時帰国される人向けの音声&データ通信SIMカードです。

今回、ちょうど私も一時帰国をするので、この機会に「ジャパンSIMカード」を実際に使ってレポートしてみます。申し込みから、受け取り、使い勝手、料金などご紹介しますので、ぜひ、参考にしていただければと思います。

一時帰国にハナセルのSIMを使おう

イギリスに本社を置くMobell Communicationsが海外在住日本人向けに作ったサービスがHanaCellです。2007年に誕生し、今回ご紹介しているジャパンSIMカードは2010年に発売されています。

日本支店は東京都文京区にあるようです。

HanaCellのジャパンSIMカードとは

日本一時帰国者向けのSIMカードが『ジャパンSIMカード』です。この特徴は主に4つあります。

特徴

☑ 基本料金なし(年間維持費8ドルのみ)
☑ 日本の携帯番号が使える
☑ 海外の住所または日本の空港で受け取れる(共に送料無料)
☑ データ通信定額

SIMカードをお使いのスマートフォンに差し込めば年間8ドルで日本の番号をずっと持ち続けられます。電話番号が変わるといろいろ不便ですので、この料金でストックしておけるのは非常に良いのではないでしょうか。
(※ 最初のみSIMカードの発行に39ドルかかります)

また、海外の住所までSIMカードを届けてもらえます。一時帰国が決まった際に合わせて購入しておけば、日本に到着してすぐに使えますね。仮に急遽一時帰国が決まった際には、日本の空港での受け取りもできますので、便利です。
(※ 日本国内住所への発送は受け付けてもらえませんので、注意が必要です。)
(※ 空港受け取りができるのは成田、羽田、関西国際、セントレア、福岡)

料金

上記に示したのも合わせ、かかる料金をまとめると、

☑ SIMカード発行代:39米ドル
 通話代:下記参照
 データ通信代(インターネット):59米ドル/月
 年間維持費(1年以上利用時):2年目から8米ドル
 月額基本料金:無料
補償(任意加入):24米ドル/年

通話料

※ 執筆時の8月31日現在0.85米ドル=90円です。

体験レビュー

今回夏休みの一時帰国に合わせ、一ヶ月使ってみることにしました。

申し込み

申込みはサイト内の「お申込み」から行います。クリックすると以下のようにシステムを選択する画面がでてきますので、お使いのスマホをお選びください。

次に「受け取り方法」を選びます。受け取りは「海外自宅送付」と「空港受け取り」の二つありますが、それによってこの後の流れが多少異なります。

その前に「支払い方法」についてです。受け取り方法を選択した後、支払いを選び、必要事項を入力します。

  • クレジットカード
  • ペイパル

支払いはこの二つから選べます。

同時にメールアドレスも登録するのですが、「キャリアメール不可」となっています。キャリアメールとはドコモやソフトバンクその他携帯電話会社独自のメールです。ですのでこちらにはGメールやヤフー等のフリーメールを使うとよいでしょう。

受け取りまでの流れ

空港受け取りの場合

  1. 希望の受け取り場所、受取日の選択
  2. 空港にて「注文確認メール」もしくは印刷したものと「パスポート」の提示
  3. カウンターにて必要事項の記入
  4. 受け取り

郵送の場合

  1. 海外の住所を記入の上、申し込み
  2. 「注文確認メール」受け取り後、リンクより身分証明書のアップロード
  3. 確認後、発送
  4. 受け取り

以上が受け取りまでの流れです。

使い方

説明書、納品書、SIMカードつきの台紙を受け取りました。使うまでに必要な手順や、注意事項がこちらに書かれています。

  1. アクティベート
  2. データ通信使用不使用の選択と設定
  3. シムの挿入
  4. APN設定

1、アクティベートはオンラインでできますが、開通まで2時間ほどかかるということです。帰国後すぐに使いたいという方は海外居住地にて郵送で受け取っておいたほうがよいでしょう。ちなみに私は深夜アクティベートを申請して、開通のお知らせが届くまで半日ほどかかりました。

2、データ通信の使用をわずかでも行うとその月は59米ドルがかかってしまいます。4Gでの月の最大使用量は7GBなのでかなり高額と言えるでしょう。電話のみの利用予定の方は必ず不使用の設定が必要です。

アンドロイドの方(機種によって文言が違う可能性もあります)は「設定 → 無線とネットワーク → モバイルネットワーク → モバイルデータ通信をオフ」にします。

3、シムの挿入は端末ごとに異なりますが、SIMをお使いの端末にあわせて切り取り線にしたがってカットし、入れれば完了です。

4、APN設定は通信を行うために必要です。同封の説明書類に入力必要項目が記載されています。それに従って入力します。

使ってみて(感想)

まずソフトバンク回線を使っていますので、ソフトバンクの通信ができるところであれば、電話、インターネット共に問題なく使えます。私の実家は群馬の山奥ですが、全く問題なく快適に使えました。

1つ気になるのはデータ通信料の高さでしょうか。定額で59米ドルということですから、できれば使わないようにしたいと思う方もいらっしゃると思います。しかし、よくよく考えるとむしろお得であることがわかります。

普通のキャリアの場合、日本の電話を持ち続けているだけで月に1500円(基本料)ほどかかります。例えば1年に一度帰国してちょっと利用したいという場合にはその時に59米ドルを使うのか、またはその時のために月々1500円を払い続けるのかと考えるとやはりHanaCellがお得であると言えるでしょう。

また、データ通信を切っておき、電話のみで全てを済ませられる方であれば、電話代プラス年8米ドルの維持費のみで済みます。一定期間利用がないとシムが失効してしまうところもあることを考えると、8米ドルで済むのは格安と言えます。

興味のある方よろしければ公式ページをご覧になってみてください。

ジャパンSIMカードを見てみる

ジャパンSIMおすすめお得な利用法

「音声利用とデータ通信どちらも使いたい、しかも安く!」という方はこんな使い方もあります。必要なものはこちらジャパンSIM以外に2つ必要ですが、これがあれば非常に安く済ませられます。

  1. ジャパンSIM
  2. データ通信カード
  3. デュアルシム対応スマホ、またはポケットWi-Fiルータ

3はそもそも自分のスマホが対応していなかったりWi-Fiルータをもっていなければわざわざ買うのももったいないですね。しかし、対応している方、または買い替えを検討されている方はいいかもしれません。

音声通話専用として使う

上記で述べたように、データ通信が1Byteでもあればその月は59米ドルかかることになります。7GB使い切るということであればそれでも悪くないと思いますが、ほとんど使わない方やワイファイメインの方はもったいないですね。

そんなときはこちらを音声専用、つまり電話専用として使います。データ通信が入らないように最初からオフに設定しておけばよいのです。お使いのスマホによって設定法が異なると思いますが、以下の手順でオフにします。

「設定 → 無線とネットワーク → モバイルネットワーク → 一般(モバイルデータ通信)」

この状態ではWi-Fiの飛んでない場所では通信ができないわけですから、通信ができる状態にしなければなりません。

データ通信はどうする?

現在多くの端末でデュアルシム、つまり、2つのシムが同時に使えるものが発売されています。これさえあればカードスロットの片方にこちらのジャパンシムを、もう片方にデータ通信用のカードを入れ、設定することで2つのいいとこ取りができるようになるわけです。

中には使わない月はゼロ円というものもありますので調べてみるといいでしょう。

最後に

日本への一時帰国者むけのSIMって少なかったですよね。データ通信と音声通話両方できるのものと言ったらほぼ皆無だったのではないでしょうか。ネットが便利になったのとチャットアプリでの通話ができるようになった今、普通の電話をかけることが少なくなりましたが、それでも使うこともあります。しかし、だからといって一時帰国の短期間のために電話を契約しっぱなしというのもなんかすっきりしません。

それを考えると、ジャパンSIMは本当にいいサービスだと思います。数年戻らないような方でも、年間8米ドルで日本の電話番号が持っていられるのですから安いものです。

この記事を書いた人

JUNP

2008年から中国で日本語教師をすること早10年。中国でできないツイッタ-始めました。よかったらフォローお願いします。

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