中国のタブーとマナー違反!気をつけたいこと

いわゆる禁忌とかタブーとか、または言葉や数字に隠された意味ってありますよね。白いハンカチをプレゼントしてはいけないとか慶事に偶数がよくないなどです。自分の国のことはある程度知っているでしょう。しかし、他国のことはいかがでしょうか。他の国のこととなるとあまりわからないですよね。

みなさんが、他国に旅行や仕事、留学などで行くことになった時これが原因で思わぬトラブルになってしまうこともあります。やはり、その国のルールは知っておかなければなりません。外国人であれば許されることもあるかもしれませんが、やはりマイナス印象です。

ということで、今回は中国ではやらないほうが良いこと、タブーをご紹介致します。

中国ではタブーな数字

数字に隠れた意味

好かれる数字や、嫌われる数字はどこの国にもあると思いますし、言葉に他の意味を込めたものもあると思います。

気をつけたい数字

代表的なものが「250」です。

中国では人を罵倒するときに使う言葉、数字なので例えばお年玉やお小遣いとして人に渡すときもできるだけ避けたほうがよいでしょう。「250元」は日本で4000円ほどでちょうど渡しやすい金額ではあるんですけどね。

由来については下のリンク先の記事に書いてありますので、興味のある方御覧ください。

慶事には偶数が良い?

こちらはタブーではなく逆なのですが・・・。

慶事の代表として結婚式をあげます。結婚式といえば日本は偶数があまり好かれませんよね。2で割り切れることが別れを連想させるという理由です。しかし、お隣中国ではそういった考えは全く無く、むしろよいものとして考えられています。

「6」と「8」の意味

」は「六六大順」(仕事、健康、家庭など万事順調の意味)という熟語でも使われたり、「很六(很溜・很流利の音と同じ)」(語学などがとてもなめらか、スムーズ、上手の意味)で使われます。

」は正月などに経済的に豊かになるように願って言われる「恭喜発財」の「発」が「八」と同じ音ということでいい数字として使われています。

「4」はいい数字?悪い数字?

日本で「」が「死」を連想するため嫌われるというのは中国でも同じです。数字の「し」は音読み、つまり中国語読みなので当然です。もともと「四」も「死」も中国語では「si」、そうであればそれを取り入れた日本も同じになるのは不思議ではありません。

しかし、現在の中国ではプラスにイメージする人もいるようです。これは「四通八达」(四方八方全てが通じるの意味)や、ドレミを数字で表す中国では「四」は「ファ」、これは先程紹介した「八(ファ)」と同じ音です。

その他もいろいろな数字を記事にしているのでよろしかったら御覧ください。

中国ではタブーな行動

日本で外国人の様々な行為、言動が目立つことがありますよね。それは日本ではする人が少ないからです。する人が少ない理由も国民性や個人の性格の場合もありますが、なかには母国ではマナー違反というものもあります。

中国にももちろんそういったものがありますが、中国の考え方の核となるものに「面子」があります。

家族を悪く言う

日本では他人の前で家族のことをあまり褒めたりせず、むしろ少し下に言うことがあります。それは必ずしもそう思っているわけではなく他人の前でひけらかすことではないからです。こんなことがありました。

 こんな実体験

中国人、日本人あわせて10人ほどの同僚との食事の席での話です。日本人男性が日本にいる奥様のことを面白おかしく話したのです。豚のように寝ている、太ってきたというような内容でした。すると中国人は一応笑いつつも不快感を表し始めました。日本人としては場を盛り上げようと、本当かどうかは別として道化を演じたわけですが、その席にいた中国人にとっては「家族を悪く言うなんて・・・」という考えだったようです。

中国人にとっては家族は運命共同体ですし、家族にも面子を保つことが必要です。家族のことを尋ねると、「料理がおいしい、きれい、ハンサム、やさしい」などいい言葉で形容することが多いです。

スキンシップのはかりすぎ

日本でセクハラという言葉が社会問題化してから久しいですが、中国にも同じ考え方があります。

これまでどういうわけか、中国に来てから異性に対してスキンシップをとりすぎる日本人を多く見てきました。

  1. 飲み会の席で下ネタのオンパレード
  2. 学生相手に腰や肩を必要以上に触る
  3. 学生の頬にキスをする

日本でやってもアウトだと思いますが、他国だからよいと考えているのでしょうか。それとももともとそのような性格なのかもしれません。中国の学生は特に日本と比べて「うぶ」な人が多いです。中にはそうではない人もいますが、それでも自分からこういった話をしたり、スキンシップをしすぎたりということは避けたほうがいいです。日本以上にそういった人は毛嫌いされます。

食事に招待された時の支払い

中国の「おもてなし」は客に腹いっぱいになって満足してもらうことです。お腹いっぱいになったことを表すために少し残すのがマナーだということはよく知られていますが、こちらでは支払いについてです。

一般宅に誘われたときには支払いなどないので、お土産を気をつければよいのですが、外食した際にはどうしたらよいのでしょうか。日本ではいかにもというわかりやすい接待を除いて、割り勘をしたり場合によっては誘われた側が支払う場合もあります。

しかし、中国ではご法度です。

基本的には誘った人が払います。そこで、払ってしまうと、ご馳走したがわにとっては面子をつぶされたということになります。そういうときはありがたくごちそうになり、次回ご馳走しなおせばよいのです。

外での写真撮影

一般的には外で撮る分には何も問題ないのですが、軍事施設、軍事関連の場所、及び付近での撮影には注意が必要です。過去にもスパイ容疑等で、拘束、逮捕された人がいます。

全く関係がなくても疑われたら大変です。

中国ではタブーな贈り物

贈り物、プレゼントとして向いているもの、向いていないものありますよね。地域によって考えが違う場合もあります。中国で贈ってはいけないものはどんなものがあるでしょうか。

緑の帽子のこんな意味

緑の帽子」は浮気された旦那や妻を持つ人のことを表します。なので緑の帽子を人に渡すということはプレゼント以外の裏の意味を考えさせてしまいます。

・緑色は古代において、身分の低い者を表すのに用いられていた。
・元明時代には低俗な職業従事者に緑の帽子が義務付けられた。元代典章条例には娼妓を輩出する家庭の男子は緑の帽子をかぶるとの規定が明文されている。

百度『戴绿帽子』

こんな事情から中国ではかぶっていると笑われます。日本や諸外国ではこのようなことはないと思うのでわりとかぶっている人いますよね。中国では注意が必要です。

知らないとプレゼントしがちな贈り物

中国人が日本で爆買しているからといって買わないほうがいいものがあります。

時計

中国語では置き時計、掛け時計のことを「鐘(zhong)」といいます。時計を贈るは「送(song)鐘」です。これがどうしてダメかと言うと、「送終」と発音が同じだからです。これは最後を見送る、現世での最後の別れを表します。

正確には腕時計は「表」と言って別のものなのですが、やはりプレゼントとしてはあまりおすすめできません。

中国人は折りたたみ傘を持つ人も多く、たくさん持っていても困りません。日本にもたくさん可愛いものがありますし、小さいためお土産にと考えるかもしれませんね。しかし、あまりおすすめできません。

中国語の「傘」は別れるという意味の「散」と発音が同じためプレゼントとしては向きません。もちろん相手がよければいいんですけどね。

人のうちにお邪魔する時、お見舞いなどにお土産を持っていくのは日本も同じですが、あまりおすすめできないのが梨です。これも発音に関するものですが、「梨」と「離」が同じ発音になります。

もちろん、相手がほしいと思うものなら一般的にだめと言われているものでも構わないのですが、知っているのと知らないのでは違いますね。

この記事を書いた人
JUNP

2008年から中国で日本語教師をしています。日本語教師のリアルな生活、中国で楽しく快適に暮らすアイディア、節約貯蓄術などを書いていきたいと思います。
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