中国の食事、会計支払いが喧嘩に?!【動画】

友人や、知り合い、上司、場合によっては部下やお客さん等から食事に誘ってもらうことありますよね。支払いどうされますか?

関係性によって、あるいは状況によってどちらがお金を払うかはっきりしている場合もあります。しかし、日本では「割り勘」が広く行われていて、一般的には参加者の全員、もしくはほとんどが払う場合が多いと思います。

ではお隣中国は?

なんとこの支払を巡って暴行がありました。しかも殴ったのは支払いを強要されたなどではなく、他の人が払うことになった、得をする側です。どういった事情があったのでしょうか。

中国の支払い割り勘文化は?

学生同士では「AA制」と呼ばれる割り勘がよくあります。社会人になっても友人などとファストフードに行けば、それぞれが自分の食べる分だけを払うこともよくあります。

では、1つのテーブルを複数人で囲い、複数の料理を分けて食べるような場所ではどうでしょうか。このような場合は中国では割り勘を行う場合が少ないのです。誰かの誘いで食事に行けば当然のように誘った人がお金を払うのです。他の人が払うのは基本的にタブーですし、割り勘にしようということはほとんどありません。

支払うことの意味

日本ではレジで払う素振りを見せ、申し訳無さそうにごちそうになるのがある種のマナーですが、中国ではちょっと違います。

人を呼んで自分が支払いをする、これがつまりおもてなしであり、自分自身の面子になります。結婚式の披露宴での大量の料理に代表されるように相手を満足させることが文化にあります。

これを簡単に言えば自分の経済力と言えるでしょう。

支払い時は下手な芝居はせず、払わせてあげれば相手も満足なのです。ここでこっそり会計をおこなったり、割り勘を断固行うようであれば相手の面子を潰すことになります。

仮にごちそうになることがあれば、そこはありがたくごちそうになり、次回今度は自分から誘いごちそうする、こうすればお互いが円満にいきます。

会計の先払いが仇に・・・動画

5月23日、安徽省淮南市の夜市での出来事です。あらすじはこうです。

4人で食事とお酒を楽しみ途中じゃんけんをしてAが支払いをすることになりました。2時間半後に会計を済ませ、2軒目にはしごします。そこでもお酒と食事で楽しみ、またまたじゃんけんをし、5時半殴打事件が起きる早朝5時半、2度目の会計です。

Aが払いに行こうとすると、殴られたBが支払いをするといいます。そこから払う、払うなの言い合いになり強烈の一発をくらわせます。Bは地面に顔をうちつけ怪我をします。

朝方までお酒をのみ相当に酔っ払っていたのでしょう。思考能力も低下していたのかもしれません。しかし、何もなぐらなくてもいいのではと思いませんか。結局、民事事件に発展しAはBに13万元、日本円で約200万円ほどを支払うよう判決が出たようです。

ここで事件に至った理由は、AがBに経済力を否定されたと思った点にあります。Bに支払われるのは、つまりAにごちそうする経済的余裕がないと見下したということになります。

1次会でおごってもらっていたので、2次会は自分がということでBが払おうとしたわけですが、思わぬ争いになってしまいました。やはり中国ではおとなしくご馳走になるのが1番のようです。

この記事を書いた人
JUNP

2008年から中国で日本語教師をしています。日本語教師のリアルな生活、中国で楽しく快適に暮らすアイディア、節約貯蓄術などを書いていきたいと思います。
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