『みんなの日本語』第40課・41課の難点、PPT&教室活動教材

2020-08-12

日本語教育で使われている『みんな日本語』(スリーエーネットワーク)を基にパワーポイント教材、教室活動教材を作って授業をしています。市販・オリジナル教材もほぼ同じ順序で文型・表現が導入されていますので、皆様に参考にしていただけると思います。

第四十、四十一課編です

また、中国人に対して授業を行う際の間違いやすい点(難点)や簡単なアドバイスも併せてご紹介いたします。

本記事で扱う課以外のものは以下のページからご覧いただけます。

第40課の難しいポイント

第40課で学ぶ項目(文型・表現・単語)は主に以下の文型、表現です。

  • ~か~
  • ~かどうか~
  • ~てみます

~か+動詞等

?誰が来ますかわかりません
?誰が来ますがわかりません

「疑問詞+普通形+か+~」この基本形を覚えておけば難しいことはないのでしょうが、上のような間違いをよく聞きます。

1は疑問形では「ますか」なのでそれをそのまま使っている間違いですね。2は「~がわかりません」を基本としてしまった間違いです。

~かどうか~

☓ 誰が行くかどうかわかりません
・ 山田さんも参加するかわかりません

最近テレビで続けざまに数人が「疑問詞+かどうか」と言っているのを聞きました。間違えて使っているのか、途中で修正がめんどうくさくなって続けたのかわかりませんが、短期間の内に3人ほどこの言い方をしているのを聞きました。

学習者にとってもう一点混乱に繋がる可能性があるのは、会話では「どうか」が省略されることがあるので、聞いた時に「あれ?」となってしまう可能性があります。省略されることがあることを伝えた上で、試験のために省略なしの形を覚えさせる必要がありそうです。

 混乱ポイント

①最近時々日本でも「疑問詞+かどうか」を聞くことがある
②「どうか」は省略もできるため学習者には混乱になる

第41課の難しいポイント

第41課で学ぶ項目(文型・表現・単語)は主に以下の文型、表現です。

  • やります
  • いただきます
  • くださいます

~てくださいませんか

☓山田さんは本をとってくださいませんか

田中さん、森さんなどいて、それぞれにお願いをした上で「山田さんは」と取り立てることはできると思うのですが、通常時に「は」をつけないのが普通ですよね。

この文型に限らず他の疑問文でも同じようになることがあります。

「いただく」と「くださる」

・お越しいただきありがとうございます
・お越しくださりありがとうございます

どちらも正しい日本語ですが、「何が違うのか?」と聞かれることがあります。日本人であれば感覚的に理解ができますね。

・(私はあなたに)~いただく
・(あなたは私のために)~くださる

実は「いただく」と「くださる」の文法として学んだところが完全に分かればわかるところではありますね。

PPTと教室活動教材ダウンロード(無料)

日本語教育第四十課、第四十一課の授業や授業準備の参考としてお使いいただけそうなオリジナル副教材を配布致します。ダウンロードは下記ボタンよりダウンロードしてお使いください。

注意1

当サイトで配布しておりますファイルは「スリーエーネットワーク」さんの公式教材ではありません。あくまでも私個人で製作したものです。質問やクレーム等は当サイト「お問い合わせ」よりお願い致します。

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 第四十課 

内容:

  1. 第四十課パワーポイント
  2. 教室活動プリント

 第四十一課 

内容:

  1. 第四十一課パワーポイント
    (※ 「~に~を~てやります」の例文が「てくださいます」のものになっています。お手数ですがご自身で変更いただけますようお願いします。当方では次回の見直しの際に手直ししたいと思います。)

何かお気づきの点、修正すべき点などありましたら、ご連絡いただけますと幸いです。

この記事を書いた人
JUNP

2008年から中国で日本語教師をしています。日本語教師のリアルな生活、中国で楽しく快適に暮らすアイディア、節約貯蓄術などを書いていきたいと思います。
 最近はガジェットやプログラミングにも手を出しています🎮