2021年 アルクの「日本語教育能力検定」通信で日本語教師に!

コロナ禍をきっかけに生活や働き方に変革がおきていますね。これまで会社員といえば満員電車に乗り出社、定時を過ぎてもサービス残業、その後は上司に付き添い居酒屋へ、これが当たり前の方も多かったでしょう。それが、在宅でのリモートワーク、食事もデリバリーへ、週末など娯楽にはeスポーツやアニメ、ネットサーフィンなど自宅で過ごす時間が増えたと思います。

勉強も同様ですね。コロナ禍による巣ごもりで新たに資格や習い事を始めたという方も多いようです。みなさんの中にもこれがきっかけで日本語教育に興味を持ったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

さて、本記事ではおそらく皆さんが気になっているであろう、今後も日本語に需要はあるのか、日本語教育能力検定など試験勉強にお金を出して学ぶ意義があるのか、アルクの検定講座はどうなのか、これらの点について書きたいと思います。

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アルクの日本語教師

日本語教育の未来は暗いか?

私は日本語教育は今後も可能性のある仕事だと思います。中国語や韓国語の勢いに負けて学習者が減り、教育機関が減り、教師の需要もなくなるのでは?との意見もあるかと思いますが、今のところはそのような状況はありません。こちらを御覧ください。

教育機関、学習者数の変移

2006年から2018年、海外日本語教育機関の機関数、教師数、学習者数データ
参考:国際交流基金 海外日本語教育機関調査

国際交流基金が3年毎に行っている海外教育機関調査です。その中から教育機関数、教師数、学習者数を取り上げグラフにしました。上図を見れば一目瞭然ですが、現在でも全体的に上昇しています。本年2021年にも調査結果が発表されると思いますが、同様に数字の増加が予想されます。

もちろん、オリンピック開催国として一時的な需要増や、反対にコロナ禍の悪影響など不確実な側面もあり正確な予測は難しいのですが、介護や医療分野などで来日目的の多い東南アジアでの学習者も増えていることから、全体的な減少はないのではないでしょうか。

中国における日本語学習の状況

2003年20062009201220152018
387,924684,366827,1711,046,490953,2831,004,625
中国における学習者の推移(単位:人)

私自身は中国の大学で2008年から働いていますが、中国でも学習者は増えているように感じます。尖閣問題が起きた頃から数年は幾分日本離れが起きた気もします。上図の2015年の数字が低くなっているのもこれを反映しているのでしょう。しかし、まもなく回復し、ご存知の爆買い以降は知日、親日の割合が増えたように思います。学習者もそれに応じて増えています。

実際は他の要素、大学受験の熾烈化という側面も大きく影響し、英語と比べ比較的点数の取りやすい日本語を選んでいるという状況もあります。いずれにしても日本語の学習者は増えていますので、職につけず困るような心配はしばらくいらないでしょう。

海外日本語学習者上位国

中国インドネシア韓国オーストラリアタイ
20181,004,625706,603531,511405,175184,962
2015953,283745,125556,237357,348173,817
国際交流基金調べ

以下ベトナム、台湾、アメリカなどが続きますが、アジア圏の学習者が多くいます。東南アジアの日本語学習者が全体的に増えつつあります。

しかし、これらはあくまでも日本国外での学習者の数なので、外国へ行く勇気がないという方もいらっしゃると思います。そのような方でも問題はありません。中国だけをみてもオンラインでの日本語教室が乱立しています。世界的にもコロナ禍によりオンライン需要は高まっていますので、家にいながら仕事ができます。

私も中国のオンライン日本語教室にて副業をし、体験談を書いています。よろしければ御覧ください。⇒ 日本語教師の副業、オンライン講師を体験

日本語教育検定と日本語教師養成講座

では日本語教育ができる資格を!とお考えの方、「日本語教育能力検定」と420時間の「日本語教師養成講座」で悩んだことありませんか。

🔶 日本語教育能力検定合格
🔶 420時間の日本語教師養成講座を受講
🔶 大学・大学院で日本語教育専攻

ご存知のないかたのために記しましたが、日本語教師になるには上記の3つが条件のいずれかが必須となることが多いです。日本語教師には国家資格というものがないのですが、公益財団法人日本国際教育支援協会が主催している日本語教育検定、もしくは養成機関にて420時間の養成講座を受講完了すれば日本語教師としての資質があると認められるわけです。

もちろん、大学や大学院で専攻できればそれに越したことがありません。しかし、時間的にも大学に入る手間や費用などを考えても現実的でなく、「日本語教育能力検定」の取得か「420時間の養成講座」修了から選ぶことになります。

では、どちらを選ぶべきなのでしょうか?

当サイトでは日本語教育能力検定試験の取得をおすすめします。

日本語教育能力検定の取得を目指す理由

420時間の養成講座の満了には多くの時間がかかりますが、着実に勉強しさえすれば修了証が取得できます・・・が・・・

🔶 日本語教育能力検定の合格証が必須の求人あり
🔶 スクーリング(通学)が必要
🔶 費用が高い

せっかく420時間もかけて修了証をもらっても求人の応募要件を満たしていると認められない場合があります。やはり、試験に合格して合格証を持っているのとは違うと捉えられるのです。

さらに、このコロナ禍において校舎に通う必要があります。通信の講座でも完全なオンライン講座というわけにはいかないようです。費用が高いという問題もあります。厚労省の教育訓練給付制度を利用することもできますが、一定条件を満たす必要がありますし、給付を受けても数十万円は必要となります。

独学で検定合格を目指す?

では日本語教育能力検定試験の合格を目指そうと思われる方多いでしょう。なるべく安く合格したいから独学で頑張るぞ!となりますよね。

それは・・・もちろん問題ありません。自分で語彙の意味、出題の傾向など研究できる方にはいいです。

しかし、私もそうですが、なかなか難しいのです。以下は主催するJEES(公益財団法人日本国際教育支援協会)のデータです。

過去5年の日本語教育能力検定試験の応募者と合格者数

応募者がここの所増えていますね。以下合格率です。

平成28年平成29年平成30年令和元年令和2年
19.9%19.9%22.5%22.7%23.0%
応募者総数に対する合格率

国家資格ではないからそこまで難しくないだろうと甘く見ると失敗します。ここ数年の合格率は微増していますが、それでも5人に1人しか合格できない難関試験であることがわかります。

実は恥ずかしながら私も失敗しています。手の付け方がわからなかったり、語彙の意味がわからないなど効率が悪かったのです。(詳しくは『独学で挑戦した記録』を御覧ください。)

やはり、授業計画や進め方等相談にのってもらえる人がいるのが理想です。

アルクの通信『日本語検定合格パック2021』

アルクという会社を以前から知っていたという方も多いのではないでしょうか。語学関連の書籍も多数出版されていて、例えば「キクタン」シリーズは大人気です。英語に関するものが多いですが、実は日本語関連の出版物も多くあります。

そのアルクには日本語教師に関するコースが2つあります。

アルクの日本語教育能力検定試験合格パックお知らせ画像
アルクの日本語教育能力検定合格パック

1️⃣ NAFL 日本語教師養成プログラム
2️⃣ 日本語教育能力検定試験合格パック

1の日本語教師養成プログラムと2の合格パックの違いは2の方がより日本語教育能力検定試験に力を入れたコースとなります。アルクから出版されている試験対策本や、過去問、セミナー動画が付属します。語学に強い、特に日本語教育分野でも強いアルクの対策パックは心強いと言えるのではないでしょうか。

\ 受講生の意見を参考にしたい方 /
【アルク】通信講座の受講体験談

アルクで授業料を出して勉強する意味

先にご紹介した2つのコースの料金ですが決して安い金額ではありません。独学で適切に効率よく勉強すれば時間はともかく、かかるお金は2万円もあれば足りるかもしれません。

🔶 養成プログラム:103,400円(税込み)
🔶 試験合格パック:118,800円(税込み)

それが、アルクで勉強するとこれだけのお金が必要となります。それでもアルクのこのコースを選ぶ理由はどこにあるのでしょうか。

日本語教育に強いバックグラウンド

まずは、先程も言った日本語教育に力を入れているという点にあります。試験対策の『合格するための問題集』、『合格するための用語集』等は市販でも人気のある参考書ですが、養成プログラムで使うCD、DVD、テキストも日本語教育界で活躍する講師により書かれたものです。

理解を深めるためのコーチング

私が独学で勉強した際に感じたのはどこをどう勉強すればよいかという計画、そして理解がわからないときの対処でした。結局、オリジナルのやり方で進め、なんとなくで突き進んだ結果が不合格でした。

この点が払拭されるのが通信を選ぶ理由です。アルクでは「テストコ」というアプリで学習計画の管理をしたり、学習の進め方などをメールで教えてもらえたり、わからないところを直接質問して解決することができます。

実力チェックと確認テスト

自分の学習が身についているのかをチェックするために項目毎の診断テストがあったり、模擬試験があったり、記述問題の添削をしてもらえたりもします。記述問題の添削部分は自分では判断できないところなので助かりますよね。

これらが合格率66.3%という数字にあらわれています。更に言えば高いお金を払っているんだからという追い込んだ状態もプラスに働いているのでしょう。

まとめと日本語教師の一言

本記事では日本語教育の未来について、日本語教師になるための資格と違いについて、そしてアルクの通信講座で日本語教育能力検定試験を目指す意味についてお話させてもらいました。

日本語教師というと日本人だからできると思っている人が少なからずいます。しかし、大変さ難しさはお読みいただいている皆様はよくご存知でしょう。試験や講座を通して知識を学ぶのは第一歩です。その後も職についてから、現場で教える段階になってからも引き続き勉強が必要です。

知識以外のことでも一筋縄でいかないことも多いです。私も12年経った今でも反省することが山のようにあります。毎日が勉強です。今後研究と実践の繰り返しの行く先に理想の日本語教師になれたらと思うばかりです。

同じ道を行く仲間として情報を、喜びを共有できたら嬉しいです。お読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人
JUNP

2008年から中国で日本語教師をしています。日本語教師のリアルな生活、中国で楽しく快適に暮らすアイディア、節約貯蓄術などを書いていきたいと思います。
 最近はガジェットやプログラミングにも手を出しています🎮